たいしょくんたいしょくん
「もう無理……上司の顔見るだけでイライラして、朝から憂うつなんだよね。」
つかれちゃんつかれちゃん
「わかる……私なんて出勤前に吐き気するもん。あれ完全に身体が拒否してるよね。」
たいしょくんたいしょくん
「怒鳴られるし、仕事の粗探しばっかされるし、なんであんな人が上司なんだろ。ほんと嫌いすぎて限界……」
つかれちゃんつかれちゃん
「耐えるのが正しいって思ってたけど、最近『逃げた方がいいのかも』って思い始めてる……」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「二人とも、ようやく自分の限界に気づいてきたようだね。上司との関係に苦しんでいる人は、あなただけじゃない。今日は『上司が嫌いすぎて苦しいとき、どうすればいいか』を一緒に考えてみよう。」
上司が嫌いすぎるとどうなる？
たいしょくんたいしょくん
「最近、寝ても全然疲れが取れないし、朝が来るのが怖くてさ。出勤前になると胃がキリキリしてくるんだよ……」
つかれちゃんつかれちゃん
「それ、私も…。月曜の朝とか、布団から出られないことあるよ。あの人に会うって思うだけで、心がズーンって沈む感じ。」
たいしょくんたいしょくん
「仕事にも集中できなくなってる。やる気が出ないっていうか、『どうせまた怒られるし』って思うと、何をする気にもならないんだよね。」
つかれちゃんつかれちゃん
「私なんて、上司が近くに来ただけでビクッてなるもん。もう条件反射で体が反応しちゃってる。」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「うん、それは“慢性的なストレス反応”が出ている証拠だね。無理をして働き続けると、心身のバランスが崩れて、うつ病などにつながることもある。少しずつ、自分の“限界サイン”に気づいていくことが大切なんだ。」
たいしょくんたいしょくん
「そんなの……完全にブラックな状況じゃん……」
つかれちゃんつかれちゃん
「でも、それって私たちのせいじゃないよね？」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「もちろんだよ。悪いのは、部下を追い詰めるような上司の言動。君たちは“我慢強く頑張ってきた側”なんだよ。」
なぜそこまで上司が嫌いになるのか？
パワハラ・モラハラのような言動
たいしょくんたいしょくん
「オレさ、何もしてないのに“お前は信用できない”とか言われたんだよ。あれって、もう人格否定じゃん……」
つかれちゃんつかれちゃん
「うちの上司も“やる気が見えない”とか“新人以下だな”って言ってくる。こっちは頑張ってるのに、何を見てるの？って思うよ。」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「明確な暴言がなくても、継続的に傷つける言動があるなら“モラハラ”の可能性が高いよ。心の疲弊は、そういうところからじわじわ来るんだ。」
上司との価値観がまったく合わない
たいしょくんたいしょくん
「“遅くまで残ってる俺は偉い”とか、そういう昭和な価値観押し付けてくるの、ほんと無理……」
つかれちゃんつかれちゃん
「私なんて“飲み会断るのは協調性がない”って言われたよ。時代錯誤すぎて、なんでまだそういう人が上司やってるのか不思議。」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「合わない価値観を毎日押し付けられるのは、精神的にかなり消耗する。それが“嫌いすぎる”という感情につながっているんだろうね。」
嫌いすぎる上司への3つの対処法
関わる時間と距離を減らす
たいしょくんたいしょくん
「ねぇ……正直もう、顔見るだけで無理なんだけど。そういう時って、どうすりゃいいんだろ。」
つかれちゃんつかれちゃん
「私も近くにいるだけで呼吸浅くなるよ……。最近は、意識して席をちょっと離して座るようにしてる。」
たいしょくんたいしょくん
「え、それだけでも違う？」
つかれちゃんつかれちゃん
「うん。完全に避けるのは難しいけど、業務チャットで済ませられるときは、会話も控えめにしてる。物理的な距離だけでも、心が少し楽になるんだよね。」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「それは賢いやり方だ。無理に向き合おうとしなくていい。業務に支障が出ない範囲で、“感情的な距離”をとるのも立派な対処法なんだよ。」
社内で相談・異動を検討する
たいしょくんたいしょくん
「距離を取るっていっても、上司が直接の上司だから結局関わらないわけにいかないんだよなぁ……」
つかれちゃんつかれちゃん
「それ、私もぶつかった壁だった。だから、思い切って人事の相談窓口に行ってみたの。」
たいしょくんたいしょくん
「マジで！？勇気あるな……」
つかれちゃんつかれちゃん
「最初は震えたよ。でも、“困ってる人は他にもいる”って言われて、少し気が楽になった。異動希望って、ちゃんと出していいんだよ。」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「会社側も、問題を抱えたまま放置しておくより、配置転換で全体のパフォーマンスが上がるなら歓迎する。大事なのは、早めに動くことだね。」
転職や退職を視野に入れる
たいしょくんたいしょくん
「……でも、もし異動も無理で、上司が変わらないままだったら？」
つかれちゃんつかれちゃん
「そのときは、辞めるって選択肢も“本気で考える”タイミングだと思う。」
たいしょくんたいしょくん
「なんか、それ言われるとホッとする……。“辞めちゃいけない”って勝手に思い込んでた。」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「仕事は人生のすべてじゃない。体調を崩してからでは遅い。転職の準備をしながら働くっていうやり方もある。選択肢を持っているだけで、心に余裕ができるよ。」
どうしても無理なときには退職代行
たいしょくんたいしょくん
「……正直、もう限界かも。頭じゃわかってるんだよ？いろんな対処法があるって。でもさ、もう“明日も出社する”ってだけで涙出そうになる。」
つかれちゃんつかれちゃん
「わかるよ、私も前そんな感じだった。何をしても変わらないって感じると、逃げ道がなくなったような気がして……」
たいしょくんたいしょくん
「でも、退職の話を切り出す勇気もないんだよ。引き止められるのも怖いし、あの上司と話すだけで吐きそうになるし……」
つかれちゃんつかれちゃん
「……ねえ、“退職代行”って知ってる？」
たいしょくんたいしょくん
「えっ、あれって本当に使っていいやつなの？なんかズルいって思われそうで……」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「ズルいなんてことはないよ。君が追い詰められてるのは、誰かの甘えなんかじゃない。退職代行は“自分を守る手段の一つ”なんだ。」
つかれちゃんつかれちゃん
「私の友達も使ったことあるんだけど、『最初から頼ればよかった』って言ってた。会社に直接連絡しなくていいから、精神的な負担がまるで違うって。」
たいしょくんたいしょくん
「そっか……逃げ道っていうより、“自分を取り戻す方法”なんだな……」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「そういうこと。今は“自分を守る行動を取れる人”こそが強い時代だよ。」
逃げてもいい、自分を守ろう
たいしょくんたいしょくん
「なんかさ、今まで“逃げるのはダメ”って思い込んでたけど……違うのかもなって、今日話しててちょっと思えた。」
つかれちゃんつかれちゃん
「うん。私も前までは『こんなことで辞めちゃダメだ』って自分を責めてた。でも、自分の心がボロボロなのに我慢するほうがよっぽどダメだったなって。」
たいしょくんたいしょくん
「なんで俺たち、あんなに自分のこと後回しにしてたんだろうな……」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「“逃げる”って言葉にはネガティブな印象があるけど、本当に大事なのは“生き延びる”ってことなんだよ。
無理して壊れるより、立ち止まって方向を変える方が、ずっと価値がある。」
つかれちゃんつかれちゃん
「うん……立ち止まったって、また歩き出せばいいもんね。」
たいしょくんたいしょくん
「そうだな……少しだけ、自分を大事にしてもいいかもしれない。」
ねぎらい先輩ねぎらい先輩
「その言葉が出てきたなら、もう大丈夫。
これからの選択は、君たち自身のものだ。どうか、“自分の人生”を生きることを忘れないで。」
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